結婚式二次会を開催する場合、人数はどのくらい招待すればよいのかでお悩みの方も多いですよね。
結婚式から参加する友人を中心に、呼べたとしても20~30名くらい。
それでも二次会を開催するべきなのかしら?
結論から申し上げますと、二次会はアットホームな雰囲気の中で、結婚式とはまた違った楽しい思い出になりますので、招待人数に関係なく開催されることをおすすめしたいです。
ただ、少人数の結婚式二次会は、無計画に開催してしまうと単なる飲み会になってしまうことも(それはそれで楽しいのですが、笑)
折角ゲストに会費を払ってもらい、女性ゲストはドレスアップしていらっしゃる訳ですから、会場や演出にもこだわって、普段の飲み会とは違った楽しみ方をしてもらいたいですよね。
今回は、普段プランナーとして新郎新婦様の結婚式二次会をサポートしている立場から、少人数でも結婚式二次会を盛り上げるための5つのポイントをご紹介します。
最後に、少人数だからこそおすすめしたい、弊社の幹事代行サービスもご紹介しますので、これから二次会を開催予定で幹事をどうされるか悩んでいらっしゃる方は、是非ご参考にしてみてください。
ポイント①少人数の結婚式二次会はコンセプトを明確に
少人数で結婚式二次会を開催する際は、会のコンセプトを明確に決めておく必要があります。
もし特にコンセプトがなく、披露宴後に集まることだけが目的の場合は、結婚式二次会を開催しなくても良いでしょう。
ゲストにとっても、仲の良い友人だけで集まった方が、気が楽ですし費用も飲食代だけで済みます。
敢えてゲストを一堂に会してパーティーをするのであれば、参加して良かったと思えるような二次会となるように、しっかりと目的・コンセプトを決めておきましょう。
友人同士に仲良くなってもらう
少人数の結婚式二次会では、本当に仲の良いご友人がゲストである場合が多いですよね。
だからこそ二次会の場では、友人同士の交流も深めたいとお考えの新郎新婦様もいらっしゃるのではないでしょうか。
もし独身の友人が多ければ、結婚式二次会をキッカケに交際がスタートするなんてことも…
新郎新婦のお二人が「ホスト」となって、ゲストを盛り上げたり、ゲスト同士を繋ぐ演出を考えてみてはいかがでしょうか。
また、ゲストが移動しやすいように、レイアウトは立食スタイルが可能な会場がおすすめです。
新郎新婦様がゲストとの旧交を暖める
参加ゲストに既婚者が多かったり、既にゲストの多くが知り合いの場合の結婚式二次会では、新郎新婦のお二人とゲストの歓談が中心のパーティーがおすすめです。
その際に、新郎新婦のお二人が別々にゲストと歓談するのではなく、できるだけ二人が一緒にゲストの卓を回る時間を増やしましょう。
仲の良い友人であれば、きっと新郎(または新婦)のパートナーがどんな人柄なのか、興味津々のはずです。
結婚式・披露宴の畏まった場では、新郎新婦のお二人も素の自分を出しにくいですが、二次会のフランクな場であれば本来の自分のままでゲストと接しやすいですよね。
例えば、司会者がMCとなり、新郎新婦のお二人への質問をゲストから受け付ける余興イベントなどあれば、より二人の人柄をゲストに知ってもらえるパーティーになるでしょう。
セレモニー重視の1.5次会
結婚式は親族だけで開催する場合、ゲストのほとんどが二次会からの参加となります。
そんな結婚式二次会では、披露宴の様なセレモニー重視の進行もおすすめです。
ウェディングケーキカットのセレモニーや、プロフィールムービーの上映、ゲストからのお祝いスピーチなど、新郎新婦のお二人にスポットが当たるイベントを多く用意しましょう。
また、食事を楽しみにされているゲストも多いため、多少お金が掛かってもお料理やデザートが充実している会場がおすすめです。
写真映えのするお洒落な会場を予約されたのであれば、プロのカメラマンを依頼して、新郎新婦様やゲストの写真を沢山撮ってもらって思い出を残すのも良いですね。
ポイント②意外と費用がかかる少人数の結婚式二次会
少人数の結婚式二次会だから、費用も掛からないし新郎新婦の自己負担も必要ないのでは、との考えは間違いです。
新郎新婦様目線で結婚式二次会の予算を考える場合
収入:会費×ゲスト人数
支出:飲食代(飲食プラン料金×ゲスト人数)+その他固定費(会場使用料・ケーキ代・景品代・二次会用の新婦ドレス代など)
となります。
通常は、会費>飲食プラン料金で設定をすることが多いため、その差額分で全ての固定費を賄うことができれば、新郎新婦様の自己負担は0です。
ゲスト人数が少数の場合、この差額分の金額が少ないにも関わらず、その他固定費はゲスト人数に関係なく発生する費用につき、新郎新婦様の自己負担が発生しやすいのです。
例えば以下の条件で、ゲスト人数が30名と60名の場合の自己負担を計算してみます。
- 会費一律7,000円
- 飲食プラン料金5,000円
- 会場使用料20,000円
- セレモニー用ケーキ代20,000円
- 景品代30,000円
- ドレス代30,000円
ゲスト60名の自己負担
収入:7,000円×60名=420,000円
支出:5,000円×60名+会場費20,000円+ケーキ代20,000円+景品代30,000円+ドレス代30,000円=400,000円
差額:420,000円-400,000円=20,000円(会費が余る)
ゲスト30名の自己負担
収入:7,000円×30名=210,000円
支出:5,000円×30名+会場費20,000円+ケーキ代20,000円+景品代30,000円+ドレス代30,000円=250,000円
差額:210,000円-250,000円=-40,000円(新郎新婦様が自己負担)
つまり、少人数の結婚式二次会で費用(新郎新婦様の自己負担)を出さないためには、如何に固定費用(ゲスト人数に関係なく発生する費用)を抑えるかが重要となります。
また、会費設定を高めにすることでも自己負担額は抑えられますが、1.5次会など二次会からの参加者が多い場合を除いて、披露宴でご祝儀を払ったゲスト中心の少人数二次会では、会費を高くすることは気が引けてしまいますよね。
そのため、少人数の結婚式二次会を開催される場合は、新郎新婦様の自己負担が発生することも、ある程度許容しておいた方が良いでしょう。
少人数でも自己負担0円にするための工夫
どうしても新郎新婦様の自己負担を抑えたいなら、固定費をとことん削る必要があります。
例えば、ケーキカットなどのセレモニーを無しにする、新婦様はドレスではなくカジュアルなワンピースで参加する、景品を用意せず代わりにゲストの余興をスケジュールに組み込む、などの方法があります。
もしくは、ゲストの会費を多少上げてでも満足してもらえるように、料理のクオリティにこだわる、ゲームにオリジナルの演出を加えて楽しんでもらうなど、コンセプトに基づいて二次会の中身を充実させてみましょう。
ポイント③少人数でおすすめの結婚式二次会会場
少人数での結婚式二次会の会場を決める際は、コンセプトや予算(新郎新婦様の自己負担)が大きく影響します。
特に少人数の結婚式二次会では、会場の最低保証金額に注意する必要があります。
最低保証金額とは、一般的に飲食店を貸切利用する際に、最低でもこの金額以上は飲食代金を支払わなくてはいけないと設定された、ミニマムの料金です。
当然少人数の場合は、最低保証金額ができるだけ安い会場を探すことをおすすめします。
仮にゲスト30名で最低保証金額が20万円の会場を貸切る場合、ゲストの一人当たりの飲食代金は20万円/30名で6,000円を上回ります。
その分会費の設定も高くなってしまいますし、会費を上げない場合は新郎新婦様の自己負担で賄わなくてはなりません。
20~30名規模の結婚式二次会では、最低保証金額が10万円台の会場がおすすめとなります。
ポイント④少人数の結婚式二次会でもゲストが楽しめる演出は
少人数の結婚式二次会において、進行内容や余興・演出を考える際に注意するべきポイントをご説明します。
披露宴の焼き直しは避ける
もし参加ゲストの多くが結婚式から出席されている場合は、披露宴と同じコンテンツは避けましょう。1日に二回同じイベントを見ることになるので、盛り上がりに欠ける二次会となってしまいます。
例えば、参加ゲストが披露宴で新郎新婦入場を見ているのであれば、二次会では受付前に会場入りした新郎新婦のお二人が、入り口でゲストを出迎える形式を取っても良いですね。
司会者が内輪ノリにならないように気を付ける
ご友人幹事が司会をされる場合、どうしても司会者の友人関係との絡みが多くなってしまいがちです。
司会者が内輪ノリになると、疎外感を感じるゲストが増えて、全体として白けた雰囲気になってしまいます。
特に少人数の二次会では、良くも悪くも司会者の言動をゲストに注目してもらえるので、なるべく司会者はゲスト全体を見ながら進行するように心がけましょう。
余興ゲームでただのビンゴはNG
少人数の結婚式二次会で、シンプルなビンゴは絶対におすすめできません。
景品の数にもよりますが、基本的にビンゴは人数が多ければ多いほど終わる時間を短縮できますので、人数が少ないと最初のビンゴが出るのに5分以上掛かることも珍しくありません。
その間、司会者がひたすら数字を読み上げている時間は大変シュールで、当然盛り上がりにも欠ける進行となってしまいます。
折角仲の良い友人だけで集まった少人数の二次会なので、余興ゲームもゲストにスポットライトがより当たるゲーム内容を考えてみましょう。
おすすめの演出
では、少人数の結婚式二次会でおすすめの演出・余興をご紹介します。
あくまでも一例ですが、それ程予算も掛からずに、ゲストも楽しめる内容となっておりますので、是非ご参考にしてみて下さい。
ドーナツカット
披露宴でウェディングケーキカットを予定している場合は、二次会はケーキ以外のカットセレモニーがおすすめです。
ドーナツタワーであれば1つ200円前後で購入できますし、ゲストの人数分積み上げればそれなりの高さも出せます。セレモニー後にはそのままお料理台に飾って、ゲストに振舞うことも可能です。
その他、カットセレモニーで使える候補としては
- ロールケーキ
- ハンバーガー
- 七面鳥
- ソープ(石鹸)
などがございます。
また、カットセレモニーの代わりに、シャンパンタワーや日本酒樽割りなども、新郎新婦様の共同作業としては盛り上がる演出になりますよ。
ゲストインタビュー
少人数の結婚式二次会では、歓談の時間にも一工夫されることをおすすめします。
何故なら、新郎新婦様がゲストと一通り話し終わっても、歓談の時間が余ってしまうことがあるからです。
ご友人にスピーチとして話してもらうと緊張もしますし、お酒が入って上手く原稿を読めない可能性もあります。
そのため、司会者からインタビュー形式で、新郎新婦様についてのエピソードを話してもらう方が、ゲストの負担も軽くなるためおすすめです。
あらかじめ、新郎新婦様から司会者役の幹事に、インタビューをして欲しいゲストのお名前や、特技などのネタを共有しておくと、インタビューもより盛り上がります。
新郎新婦クイズ
結婚式二次会のゲームとしては定番の新郎新婦クイズですが、お二人と特に仲の良いご友人だけが集まった少人数パーティーでは、よりディープなネタを用意すると良いでしょう。
お二人のことを良く知っていないと分からないような、難易度高めの問題を用意して、回答形式も4択だけでなく、記述式・早押し形式の問題も用意しておくと、ゲーム自体も盛り上がるのでおすすめです。
例えば、
問題:新郎新婦の初デートの場所は次のうちどれでしょう?
よりも
問題:新郎新婦の初デートの場所は横浜・みなとみらい、ですが、そこで新郎がやらかしてしまった失態とは何でしょうか?
といった問題の方が、シンキングタイムや珍回答などをゲスト皆様に楽しんでもらえます。
グループ対抗ゲーム
もし、結婚式二次会のコンセプトを「ゲスト同士の交流を深める」としていた場合は、余興ゲームをグループ対抗形式にすることをおすすめします。
できれば、グループ割りは当日のランダム振り分けより、事前に新郎新婦様がゲストの関係性などを考慮して振り分けておきましょう。
ゲスト全員をグループ分けすることが面倒であれば、男女の代表ペア×数組に振り分けて、代表ペアの対抗戦にしても良いです。
代表ペア以外のゲストは、どのペアが優勝するかを予想することでゲームに参加してもらえば(予想が当たったゲストの中から抽選で景品贈呈)、疑似的なグループ戦となって白熱すること間違いなしです。
撮って出しのエンドロール上映
もし結婚式・披露宴で撮って出し(その日に撮影した映像を編集)のエンドロールを作成される場合は、是非二次会でもパーティー中の上映をおすすめします。
多くの披露宴では、新郎新婦様のご退場後に、お見送りの準備を待つゲストに向けてエンドロールは上映されます。
そのため新郎新婦様にとっては初見となるエンドロールは、二次会でも上映の時間を設けると良いでしょう。
ゲストにとっては2回目の上映となりますが、感動のポイントが詰まったエンドロールは、少し時間が開いた二次会でもきっと楽しんでいただけます。
更に上映後には、新郎新婦様に対して、結婚式・披露宴や準備期間中の裏話などを司会者からインタビューしてもらうと盛り上がります。
ポイント⑤少人数だからこそ二次会の幹事は代行業者がおすすめ
ゲストの人数も少ないし、幹事は立てずに自分たちだけで準備をすればいいかな。
なんて考えはおすすめできません!
特に、ただの飲み会ではなく、結婚式二次会ならではのコンセプトでゲストを招待する場合は、新郎新婦のお二人に代わってゲストをもてなしてくれる幹事の存在は必須になります。
ご希望条件に合う会場探しから徹底サポート
少人数の結婚式二次会では、特に会場選びが重要になります。
最低保証が無理のない金額で貸切可能か、飲食代以外のオプション料金が極力発生しないか、コンセプトのイメージに合った雰囲気か、などなど。
2次会エンタでは、都内中心の300以上の提携会場がございますので、ご希望条件にあった会場をご紹介できます。
また、会場探し(予約)までは無料でプロがサポートいたしますので、「先ずは会場を決めてから、幹事をどうするか考えたい」と思う新郎新婦様なら、ノーリスク(費用・キャンセル料なし)でサポートを受けていただけます。
司会者は経験豊富なプロのお笑い芸人だから内輪ノリなし!
2次会エンタの司会者は、MCの実績豊富なプロのお笑い芸人を起用しております。
また、事前打合せにも同席をして、新郎新婦様のプロフィールからゲスト情報まで共有した上で二次会当日に臨みます。
そのため、まるで司会者が新郎新婦様の友人の様にアットホームな進行が可能となり、ゲストから「○○(新郎新婦様のお名前)って芸人の友達がいたんだね!」と声を掛けられることも珍しくありません。
特定の内輪ネタやゲストに悪絡みすることもございませんので、参加ゲストの皆様に楽しんでいただけます。
少人数のゲストでも盛り上がる余興・演出をご提案
結婚式二次会のメインイベントの一つである余興ゲームは、少人数のゲストでも盛り上がるオリジナルゲームをご提案いたします。
特に新郎新婦クイズは、事前打合せにて同席した専属プランナーとお笑い芸人司会者が、お二人のプロフィールや馴れ初めを直接ヒアリングして作成します。
そのため、クイズに参加されるゲストはもちろん、周りで見ているゲストも楽しめる、まるでTVのクイズ番組の様な余興ゲームになります。
その他、歓談中の司会者によるインタビューや、個別に参加可能なミニゲーム等、パーティー中のゲストを飽きさせない演出もご提案可能です。
専属プランナー&チーム制でアットホームな二次会が叶います
本当に仲の良い少人数の友人が集まる二次会だからこそ、「業者感」は極力出したくないとお考えの新郎新婦様は少なくないと思います。
2次会エンタは1日1組限定の専属チーム制をとっており、担当プランナーが事前の打合せから二次会当日のディレクションまで、入れ替え無しでサポートいたします。
司会者も事前打合せに必ず同席しますので、二次会当日に新郎新婦様の知っているスタッフが誰も来ていない、なんてことはありません。
自然と幹事(スタッフ)と新郎新婦様の距離感も近くなり、参加しているゲストは「業者感」を感じないため、仲の良い友人幹事の二次会同様にリラックスして楽しんでいただけます。
ゲスト20名からご利用可能な自己負担0円プランあり
2次会エンタの20名からご利用いただける幹事代行プランでは、余興用景品セットを含む全ての幹事代行サービスが含まれます。
また、(ゲスト人数に関係なく発生する)固定費となるプロデュース料金は無料で、ゲスト一人につき発生する「ゲスト料金」のみでご利用いただけますので、自己負担0円となる会費の計算もシンプルです。
例えば、ゲスト30名でスタンダードプラン(ウェディングドレスは持込み)をご利用いただいた場合
収入:会費7,500円×30名
支出:(飲食プラン料金+代行料金3,500円)×30名
となりますので、飲食プラン料金を4,000円の会場をご予約いただくことで、新郎新婦様の自己負担は0円でご利用可能です。
まとめ 少人数だからこそゲスト全員が楽しめる結婚式二次会にしましょう
冒頭でもお伝えした通り、結婚式二次会は招待人数に関わらず開催することをおすすめします。
特に、少人数のパーティーだからこそ、ゲスト1人1人に楽しんでもらえるように、工夫が必要になってきます。
幹事を友人に頼むのも良いですが、せっかくなら参加してもらえる友人全員に楽しんでもらうなら、是非幹事代行をご検討してみて下さい。
2次会エンタでは、新郎新婦お二人だけの特別な進行内容で、アットホームなパーティーを演出します。
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※リモート相談会は対象外です