結婚式二次会の内容を考える上で、余興ゲームで何をするか、真っ先に考える幹事さんが多いのではないでしょうか?
とりあえず余興ゲームを考えて、余った時間を歓談にすればいいかな
と思っている幹事さん、結婚式二次会の内容で重要なのは、実は歓談なんです!!
歓談の使い方次第で、結婚式二次会のゲストや新郎新婦さんの満足度が大きく変わってきます!
今回は、幹事代行2次会エンタでプランナーをしている私が、なぜ結婚式二次会で歓談が重要なのかを、実際の経験を元に解説していきます!
・進行内容の時間配分がわからない
結婚式二次会の内容を決める前の注意点
結婚式二次会の内容を決める前に、まず新郎新婦さんが先に決めるべき内容や演出、幹事さんが決めるべき内容をご紹介します。
結婚式二次会準備を丸投げされた幹事さんは、新郎新婦さんにこれだけは決めてほしい!と伝えましょう!
新郎新婦が決めた方が良い内容
新郎新婦さんに決めてほしい内容としては、結婚式二次会の内容の中で入れたい余興や演出はあるか、です。
例えば、
- ウェディングケーキカットセレモニー
- 映像上映(エンドロールやプロフィール映像)
- 余興ゲームの有無
新郎新婦さんが主役ですから、やりたい演出やゲームがあるかはきっちり先に確認しておいた方が良いでしょう!(ゲームはクイズがやりたい、ビンゴはやりたくない、などの要望がないかも一応確認しておくと○)
余興ゲームで景品を準備する場合は、予算もここで確認しておきましょう。
幹事が決めた方が良い内容
幹事さんが決めるべき内容としては、結婚式二次会の内容(プログラム)を構成することです。
新郎新婦さんにやりたい内容を聞いたら、歓談、余興(ゲームや演出)時間などのバランスや流れを考え、尚且つ結婚式二次会の撤収時間が遅れないようにしっかりと打ち合わせで構成を考えましょう!
具体的な結婚式二次会の内容や構成については、後半でご紹介しますので、是非ご参考にして下さい^^
結婚式二次会の内容で歓談が重要な理由とは?
結婚式二次会の内容を考える際に、余興をメインに考えてしまい、余った時間を歓談にする方が多いです。
ですが、歓談時間はとても重要な役割を果たしているため、安易に考えず、歓談をメインに進行内容やプログラムを考えると、当日の結婚式二次会は失敗しづらいです!
ゲストが新郎新婦にお祝いを伝える場として必要
歓談の一番のメイン内容としては、参加したゲストが新郎新婦さんに直接お祝いを伝える時間ではないでしょうか。
また、新郎新婦さんも参加してくれたゲストに対して、お礼を伝える時間としてでもあります。
特に人数が多い結婚式二次会では、歓談時間を充分に取らないと、新郎新婦さんとしゃべらずに終わるゲストも出てくると思います。
ゲスト人数が多い程、歓談時間をしっかりと設けると良いでしょう。
少人数の場合は、逆に歓談時間が多くなってしまうよりは、ある程度短い余興を小まめに挟むと、メリハリある結婚式二次会の内容になります。
ゲストにとって食事を楽しむ時間
歓談はゲストがお酒や食事を楽しむ時間でもあります。
ゲームやムービーなど余興をプログラムに詰めすぎると、ゲストが全く食事をとれずに、お料理が大量に余ってしまうこともあります。
ですので、できるだけ前半にまとまった時間の歓談を作るようにして、ゆっくりと料理を食べる時間を歓談で設けましょう!
(コロナ禍では、あえて歓談と「食事の時間」を分けることで、感染対策にもなります)
進行内容の時間調整ができる
余興ゲームや演出後に歓談を入れることにより、時間が押してしまった場合でも、歓談を削るなどして、時間調整をすることが可能です。
余興ゲームや演出を一番最後に進行内容に組み込んでしまいますと、時間が押した場合は、調整ができず、最悪撤収時間が遅れてしまうことも・・・。
撤収時間が遅れてしまうと、会場の延長料金が発生してしまい、新郎新婦さんに負担がかかってしまいます。
結婚式二次会では、歓談時間を後半に必ず入れ、予め時間調整ができる内容にすることを強くおすすめします!!
実際の結婚式二次会の内容を時系列に解説
実際に、2次会エンタで幹事代行をご利用頂いたお客様の進行にそって、内容(プログラム)のご紹介をしていきます。
今回は、余興内容(ゲーム、ケーキカット、バンド演奏、ムービー)がたくさん入っておりますが、余興や演出が少ないほど歓談時間が取れますよ^^
14:30:結婚式二次会の設営・準備・進行内容の打合せ
まず結婚式二次会の準備で幹事さんは、受付時間より前に会場に入る必要があります。
- 会場の設営:装花やウェルカムグッズを飾る
- 会場準備:音響・ムービーチェックなど
- 最終打合せ:店舗と幹事様でプログラムを最終確認
意外と準備や設営はやることが多く、30分間があっという間に終わります・・・。
結婚式二次会の会場によっては、準備時間が少ないところもあるため、要チェックです!
15:00:結婚式二次会の受付開始
受付時間までに準備を終わらせ、ゲストを迎え入れます。
今回は、新郎新婦さん宛てにメッセージカードを用意し、ゲストに記入して頂きました!
また、スクリーンでは、結婚式・披露宴の様子をまとめたエンドロールムービーを上映し、お待ち頂いている間はご覧になってお楽しみ頂ける様、リピート再生しておりました^^
他にも結婚式二次会では、チェキを受付中に撮影し、メッセージを書いてもらう新郎新婦さんも多いです♪
15:30:開宴・新郎新婦入場
司会者、音響と連携を取り、いよいよ新郎新婦さんの入場!
結婚式二次会の始まりでもある入場がグダグダにならないように、司会者、音響、店舗スタッフ(照明やドアオープンなど)の連携が大切になってくるため、受付前の最終打合せ大切です!
15:35~15:40:新郎新婦あいさつ/乾杯発声
入場後、高砂に到着したらまずは、新郎新婦さんのあいさつです。
結婚式二次会は、特に型にはまる必要はないため、あいさつは新郎さんだけの場合もあります^^
乾杯発声は、ご友人や上司の方に依頼されたり、こちらも結婚式二次会の場合は、新郎新婦さんからされる場合もあります○
2次会エンタにご依頼頂くお客様の中だと、当日、芸人司会者からサプライズで決めて下さい!とご依頼頂くことも(笑)
15:45:ウェディングケーキカットセレモニー
ウェディングケーキセレモニーは、結婚式二次会でもされる方が多いです。
披露宴でファーストバイトをされていた場合、2次会エンタの二次会ではセカンドバイトとアナウンスさせて頂いております!
ケーキカット、ファースト(セカンド)バイトは、ウェディング感が一気に演出することができ、盛り上がるためおすすめmです♪
入場~ケーキカットまで一気に行うことにより、ゲスト全員が注目した状態で、セレモニーの実施をすることができ、おすすめの流れです^^
15:50:歓談(1回目)
ケーキカット後は、1回目の歓談です。
20分~30分くらいは前半に歓談を入れることによって、ゆっくりとお酒とご飯を楽しめます。
16:10:結婚式二次会の醍醐味!余興ゲーム
結婚式二次会の醍醐味でもある、景品が当たるゲーム!
今回は、2次会エンタでも人気の新郎新婦クイズを交えたミッションビンゴを行いました^^
新郎新婦クイズは2次会エンタがオリジナルで作成します!!
16:35:歓談(2回目)
次の余興準備のために、2回目の歓談を入れました。
余興がゲームのみの場合は、2回目の歓談もたっぷりと時間取れます!
16:45:バンド演奏の余興!
新婦さんとご友人によるバンド演奏の演出!
ペンライトを配って、ゲスト皆様で大盛り上がり!!
17:00:歓談(3回目)
最後の歓談です。
ここの歓談は余興の時間が押した場合の時間調整としてとってあるため、全体が押していた場合は、ここで調整できます。
17:15:結婚式二次会の締めくくり/謝辞
最後に、新郎新婦さんから結婚式二次会の締めのあいさつ(謝辞)をして頂きます!
17:20:結婚式二次会の思い出に集合写真!
新郎新婦さんのご退場前に、結婚式二次会の思い出として、皆様で集合写真を撮影します。
結婚式二次会の内容を後から見返せるように、写真は大事ですね^^
新郎新婦さんの謝辞と集合写真の流れが逆でも問題ございません^^
会場のレイアウト次第で、変更したりなど、臨機応変に対応しましょう!
17:25:新郎新婦退場
集合写真撮影後、新郎新婦さんの退場です。
2次会エンタでは、いつもゲストに花道を作って頂いております^^
17:30:ゲストのお見送り開始
最後に、新郎新婦さんが出口でゲストの方をお見送りします。
結婚式二次会用でプチギフトを用意する新郎新婦さんもいますが、意外と用意されない方も多いため、予算と相談して決めましょう!
18:00:会場の完全撤収
新郎新婦さんがゲストをお見送りしている間に、会場内の片付けとお支払いを完了させ、18:00に店内には誰もいない状態にします。
貸切後に、一般営業をするお店も多いため、必ず完全撤収は守るようにしましょう!
結婚式二次会の内容で気をつけてほしいポイント
結婚式二次会のプランナーをしている経験から、進行内容やプログラムで気をつけてほしいポイントをご紹介します。
結婚式二次会の内容で自由に使える時間は90分
結婚式二次会のパーティー時間は、一般的に2時間(120分)で行うことが多いです。
ただ、初めての幹事経験で陥りやすい内容としては、120分丸々自由に使えると勘違いし、プログラムの構成を組んでしまうことも・・・。
先ほどご紹介した進行内容の通り、新郎新婦入場~乾杯、謝辞~撤収までは約20~30分を見込んだ方が良いでしょう。
特に入場は、新郎新婦さんの到着が遅れるなどして、時間通りに入場できないことも多いです。
つまり、残りの約90分間で、内容をどう決めていくかが重要です。
ムービー上映、ケーキカットなど必ず入れたい演出や時間を把握し、人数によって必要な歓談時間も設けます。
そこまで完成したら、余った時間をゲームに充てて、時間内に収まるようなゲーム内容を考えましょう!
進行内容で退場時間はできる限り前倒しで行う
新郎新婦さんの退場時間を、開宴の120分後に設定される方もいらっしゃいますが、それはあまりおすすめしません・・・。
あくまでも撤収時間は、お見送り+会場の片付け&新郎新婦さんと幹事さんの撤収時間になります。
最低でも開宴120分後には、お見送りが始めることができるように、退場時間は早めにプログラムを組みましょう!
お見送りでは、出口で新郎新婦さんと写真を撮るゲストも多いです。その場合、お見送りにとても時間がかかってしまいますので、早めの退場がおすすめです。
撤収時間に遅れてしまうと、延長料金が発生するため要注意!!
結婚式二次会の内容は歓談を上手く取り入れよう!
結婚式二次会の内容は、余興ゲームや演出に注目がいきがちですが、歓談の使い方や時間の長さがとても重要になってきます。
ただやりたい演出だけを詰め込むだけだと、時間が足りない場合や、歓談が少なくなり楽しめないことも・・・。
余興を行う場合は、ルール説明や景品の受け渡し時間などシミュレーションをして、どのくらいの時間を要するか考えて上で、組み込むようにしましょう!