結婚式二次会にとってのメイン余興の一つである「景品付きゲーム大会」。
欲しい景品の発表にゲストのテンションは最高潮に盛り上がり、司会者はここが腕の見せ所とばかりに声を張り上げ、新郎新婦さんはその隙に漸くご飯にありつける。
そんな結婚式二次会の余興ゲーム大会のうち、2次会エンタで特に人気のゲームをランキング形式でご紹介します。
2次会エンタのプロデュースでこそ盛り上がるゲームもあれば、ご友人幹事さんでも簡単に実施できるゲームもございます。
結婚式二次会っていつもビンゴでお茶を濁しているイメージだな…と思っている新郎新婦さんや結婚式二次会の幹事さんは、是非ご参考にしてみてください。
2次会エンタのプランナー・岡田です。
無料出張相談会でも、「どんなゲームができるのか?」と多くの新郎新婦様からご質問をいただきます。
2次会エンタでは、お客様のご要望やゲストのご人数、景品の予算などに応じて、ゲームの内容もアレンジ自由です。
あくまでもランキングは一例なので、ゲーム企画の持ち込みもご対応しております。
- 結婚式二次会で、ゲストに楽しんでもらえる余興を探している
- 結婚式二次会の幹事を初めて任されたけど、ビンゴ以外に思いつかない
- プロの幹事代行会社がおすすめのゲームアイデアを知りたい
結婚式二次会のゲームタイプ
先ずは、結婚式二次会の余興ゲームを、ゲストの参加方法別に3種類に分類してご紹介します。
どんなゲームにしようかと悩んだ際は、新郎新婦さんがゲストの皆さんにどのように参加してもらいたいかを考えるところから始めてみましょう。
ゲスト参加方法❶:全員参加型
最も一般的なゲームは、ゲスト1人1人がゲームに参加できる「全員参加型」です。
「ビンゴ」に代表される、ゲスト全員が平等に参加できて、ルールは簡単で分かりやすく、景品を貰えるチャンスも平等にあるタイプのゲームとなります。
ゲストが全員でゲームに参加できるので、一体感を重視される新郎新婦さんにはおすすめです。
もしゲームへの参加はあまり乗り気でないゲストがいらっしゃっても、進行自体への影響も小さく、慣れていない幹事さん・司会者でもゲームを盛り上げることはそれ程難しくはないでしょう。
ゲスト参加方法❷:チーム対抗型
ゲストをいくつかのグループに分けて、団体戦で対決しながらゲームを進めていくのが、「チーム対抗型」です。
ゲスト同士に仲良くなってもらいたいから、ゲームはグループ制がいいな!
そんな新郎新婦さんにはおすすめのゲームタイプですが、実際にはいくつかの注意点がございます。
グループを作るだけで時間がかかる
一般的なグループの作り方は、受付であらかじめ決められた番号(またはアルファベットが書かれた)札を渡しておいて、ゲームの時間になったら同じ札を持った人達で集まってもらう方法です。
ただ、これはあまりおすすめしません!
特にゲスト人数が多い場合は、ゲストの移動だけでもある程度時間がかかってしまいます。
また、会場内が移動しづらいレイアウトだったり、ソファー席が多い場合も、お酒が入ったゲストにとっては移動するのが億劫になってしまいがちです。
そのため、移動時間を省略するには、あらかじめ開宴前からグループごとに集まってもらう方法もありますが、その場合は次の問題が発生します。
折角友人同士で来ているゲストをバラバラにしてしまう
仲の良い友人で結婚式二次会に参加したにもかかわらず、いきなり開始からゲームのグループでバラバラにされてしまうのは避けたいところです。
「ゲスト同士に仲良くなってもらいたい!」という新郎新婦さんの気持ちが、空回りしてしまわないか、注意が必要です。
ゲームに参加したくないゲストも強制してしまう
結婚式二次会に参加しているゲストが、全員ゲームを楽しみにしている訳ではなかったりします。
特に景品も要らないから、新郎新婦さんを祝った後は、静かに飲食を楽しみ、余興やゲームは傍観していたいゲストがいらっしゃっても不思議ではありません。
そんなゲストにとって、チーム対抗戦の場合は、ゲームに参加しないと他のグループメンバーに迷惑が掛かってしまいます。
逆に、お酒が入ってゲームそっちのけで楽しんでいるゲストがいると、ゲームを進めることができずグダグダになってしまう可能性もあります。
景品に公平感を出すのが難しい
チーム対抗型の景品は、優勝したグループ全員に行きわたるように用意をしておくことが一般的です。
また、グループのメンバー間で不公平感を出さないようにすると、同じ景品を揃える必要が出てくるため、高価な景品を選ぶとグループの人数分準備が必要となり予算が割高になりがちです。
更に、結婚式二次会当日の急な参加・欠席により、グループの人数がバラバラになってしまうこともあるため、景品が足りなくなってしまわないように、注意が必要です。
それでもチーム対抗型のゲームをご希望の際は、おすすめのグループの作り方があります。
あらかじめ、グループの札を用意しておき、受付近くのテーブルに並べておきます。
後は、ゲストに好きな札を1枚取ってもらうだけです。
どうしてもバラバラになりたくないご友人同士は、同じ札を選べばOK!
テーブルに残った札から、ゲーム開始直前の人数把握も簡単で、当日の参加・欠席があってもグループごとの人数を調整しやすいです。
ゲスト参加方法❸:代表者型
代表者型のゲームの特徴は、ゲストの中から数名の代表者(または代表ペア)を選出して、前に出てきてもらってから、お題のゲームで対決してもらう方法です。
代表以外のゲストには、どの代表者(または代表ペア)が優勝するかを予想して、ゲーム開始前に投票してもらいます。
景品はゲームに優勝した代表者(または代表ペア)と、優勝の予想を当てたゲストの中から抽選をします。
代表者型のゲームでは、優勝の予想をした代表者(またはペア)をゲストが「応援する」という形で参加することができ、代表者(またはペア)ごとに疑似的なグループになってもらうことができます。
また、代表者型のゲームのメリットとして、優勝者+優勝を予想したゲストから抽選で1名=2名分の景品があれば、盛り上がることができます。
代表者はくじなどでランダムに選ぶのでしょうか?
選ばれたゲストが、あまり前に出たり目立つのが苦手な人だったら申し訳ないかな…
代表者をランダムに選ぶのが心配な場合は、あらかじめゲームが得意なゲストを新郎新婦さんが選出しておいても大丈夫です!
2次会エンタの司会者なら、あらかじめ選出しておいたゲストを、結婚式二次会当日ランダムにクジで選んだかのように発表して欲しい!という新郎新婦さんからのリクエストにもご対応可能です(笑)
以上、ゲストの参加タイプから3種類のゲーム方式をご紹介しました。
どのゲームが合っているかは、ゲストや会場の条件によって異なります。
また、景品の予算や個数によっても、どのタイプのゲームが合うかは変わってきますので、結婚式二次会のその他の条件が固まってきてから、ゲームの内容を具体的に考える順番をおすすめします。
それでは、早速2次会エンタで人気の余興ゲームを具体的にランキングでご紹介していきます。
人気5位:結婚式二次会 大抽選会
とにかくゲームは簡単でシンプルに、できるだけ短い時間で景品をプレゼントされたい新郎新婦さんにおすすめです!
大抽選会は、ゲスト全員参加型のゲームです。
ルールはとても簡単で、景品をあらかじめ台に並べ、それぞれの景品の前にBOXか袋を用意するだけなので、面倒な準備なしでも大丈夫です。
ゲストは自分が欲しい景品のBOXに、受付で配られた投票用紙に名前を記入して入れるだけ。(投票用紙の代わりに、受付で撮影したチェキを使うのもOK)
ゲームの時間になったら、新郎新婦さんがBOXから抽選で投票用紙を引き、当たったゲストに希望の景品をプレゼントする、という流れです。
このゲームの最大の特徴は、ゲストが自分の欲しい景品のクジに参加できる点にあります。
女性用に買ったブランド物の香水が、男性に当たってしまうといった心配もございません。
簡単ではありますが、高価な景品は倍率が高くなるため、あえて2番目に欲しい景品を狙いに行く、などの駆け引きも意外と楽しめます。
また、もう少しゲーム性を追加したい場合は、当選者には新郎新婦さんに関するクイズに挑戦してもらい、不正解の場合は残念ながら景品はもらえないルールを追加すると、一層盛り上がるでしょう。
人気4位:チーム対抗 結婚式二次会選手権
チーム対抗型のゲームを新郎新婦さんがご希望された場合は、基本的にこちらのチーム戦をおすすめしております。
あらかじめ複数のお題ゲームを用意しておき、各チームからお題ごとに代表者を選出して対決してもらう流れの、チーム対抗型のゲームです。
各お題ごとに対決後、優勝したチームに(または準優勝のチームにも)得点が与えられて、全てのお題終了時に最も高得点のグループが優勝となります。
お題を作る際は、一斉に始められるルールをおすすめします。
腕相撲の総当たり、などは1つのお題に相当の時間がかかってしまうので、チーム対抗型選手権には向きません。
代表的なお題としては
- 似顔絵対決
- 万歩計対決
- 哺乳瓶早飲み対決(中身はアルコールでなくソフトドリンクにしましょう)
- 写真でボケて(大喜利)
- 曲名当てイントロ対決
- 漢字王対決
- 暗算対決
などがございます。
最後のお題は、チーム全員で考えて答えを出す「新郎新婦クイズ」を何問か用意しておくと、逆転のチャンスが残り、最後まで盛り上がるのでおすすめです。
人気3位:ジェスチャーゲーム~代表ペア型
代表者型のゲームで、2次会エンタがおすすめしているのは「ジェスチャーゲーム」です。
ゲストから選ぶ代表者は、1人ではなくペアで選出します。
代表ペアのうち1人がお題をジェスチャーのみで表現して、もう1人がお題を当てることができればクリア。制限時間以内にいくつのお題をクリアできるかで対決します。
おすすめの理由としては、代表ペア以外のゲストも、優勝予想はもちろん、ジェスチャーを一緒に考えることで楽しむことができるため、会場全体で盛り上がることができます。
実際に使用したお題の一例をご紹介します。
ジャンル・スポーツのお題
- 野球
- サッカー
- バレーボール
- ハンドボール
- フットサル
- セパタクロー
また、このゲームは司会者がジェスチャー中にうまく実況したり、ツッコミをいれたりすることができるかが、盛り上がるポイントになります。
ジェスチャーゲームは、代表者が近い距離で大声で会話をすることがない、ソーシャルディスタンスを保って参加することができるゲームなので、コロナ禍の結婚式二次会余興としてもおすすめです!
人気2位:結婚式二次会 チャレンジビンゴ
誰もが知っているビンゴゲームを、結婚式二次会用にアレンジすることで、簡単にオリジナリティ溢れるゲームになります。
チャレンジビンゴは、通常の5×5マスのビンゴ用紙ではなく、3×3マスで数字も20個前後を使用する、「ショートビンゴ」と言われるタイプのビンゴです。
単純に数字を読み上げて穴を開けていくルールでは、直ぐにビンゴが出て終わってしまいますので、穴を開けるためには事前に用意したお題にゲストが挑戦(チャレンジ)し、見事成功できれば初めてその数字に穴が開く、というルールです。
具体的なゲームの流れは
1.3×3=9マスの白紙のビンゴ用紙をゲスト全員に配布し、ゲーム開始前に9個の数字を記入してもらう(選べる数字の範囲は、ゲストの人数で調整)
※ビンゴ用紙は、コチラの市販の用紙でOK
2.ゲーム開始後数字が入ったクジを新郎新婦さんに引いてもらうなどして、穴を開ける数字を1つずつ発表していく
3.その数字を開けたいゲストに手を挙げてもらい、その中から1人を新郎新婦さんが指名
4.指名されたゲストは事前に用意しておいたお題に挑戦し、成功すればその数字に穴が開き、失敗すれば穴は開かない
5.2に戻って次の数字を発表し、景品の数だけビンゴが出た時点で終了
となります。
用意いただくお題は、誰もがその場で簡単に挑戦できる内容にしておきます。
最初は会場を温めるために簡単に成功できるお題を選び、中盤は難易度を上げてハラハラしてもらい、後半はまた成功しやすいお題、という流れが盛り上がるためのコツです。
ビンゴあるあるで、後半になると1つの数字で複数人のビンゴが出てくるようになり、残った景品の数を上回るビンゴが出てしまうことがあります。
その際は、間延びするじゃんけんではなく、足りない分の「空くじ」を抽選箱に追加しましょう。
ビンゴ者全員でクジを引き終わったら、一斉に開けてもらうとそのリアクションも見ていて楽しめて、盛り上がる時間にできますよ。
お題の一例としては
- ライター一発着火
- 早口言葉
- 新郎新婦とあっち向いてホイ
- マシュマロお口キャッチ
- ストップウォッチ10秒止め(誤差前後1秒)
- 万歩計(30秒以内で60回、など)
- 古今東西クイズ
- 新郎新婦クイズ
などがございます。
新郎新婦クイズをお題に入れることで、お二人だけのオリジナルのゲームとしてゲストもお楽しみいただけます。
人気1位:新郎新婦クイズゲーム ~代表者型
2次会エンタで最も人気の結婚式二次会余興ゲームは、新郎新婦クイズ対決です。
クイズはクイズでも、単純な4択クイズだけではなく
- フリップ回答
- 早押し回答
- 〇×予想回答(ある新郎新婦への質問に対して、2人の答えが揃うか、など)
といった種類の問題を加えることで、ゲストが見ているだけでも楽しめて盛り上がるクイズとなります。
また、フリップ・早押し問題については、正解だけでなく、惜しい、ナイスボケ、な回答にもポイントを付けることで、回答者から面白い答えを引き出すことができます。
おすすめは、新郎側のご友人と新婦側のご友人による2人1組のペア対決です。
2人で協力しながらクイズに回答していくことで、ゲスト同士の距離がぐっと近づくこと、請け合いです。
2次会エンタでは、事前の打合せにお笑い芸人司会者も必ず同席します。
新郎新婦様へインタビューして、クイズの問題をプランナーと一緒に作成していきますので、結婚式二次会ならではの笑いが溢れる余興に仕上がりますよ!
人数や会場によって、ゲームを選ぶのもポイント
いくつか代表的なゲームをご紹介してきましたが、結局どれが良いのか分からない、という幹事さんは、他の余興・セレモニーや、歓談の時間を先に決めてみましょう。
やりたいゲームありきで企画を進めてしまうと、ゲストとの歓談の時間がほとんどなくなってしまったり、実は会場のレイアウトがゲームに向いていなかったり、といったことになりかねません。
特にゲスト人数が多い場合は、新郎新婦さんがゲスト一人ひとりと歓談をするだけでも、相当の時間が必要になってきますので、ゲームはできるだけ簡単なものにすることがおすすめです。
結婚式二次会ではゲストもお酒が入っていますので、オリジナリティのあるゲーム=盛り上がるゲーム、ではないことに注意しましょう。
2次会エンタでは、新郎新婦様のご要望や、会場のレイアウト条件、その他の進行スケジュールとの兼ね合いなどから、専属プランナーがおすすめのゲームをご提案させていただきます。
余興ゲームでゲストを盛り上げることができるか心配の際は、是非お気軽にご相談ください。
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