結婚式二次会の会費は、どうやって決めたらいいのかなぁ
とお悩みをお持ちの新郎新婦さん、会費設定は結婚式二次会テーマ決めから始まります。
なぜなら、会費の内訳で最も占める金額は飲食代であり、会場選びは結婚式二次会のテーマによって左右されるからです。
この記事では、まず結婚式二次会の会費平均を前半にご紹介します。
後半に、5つのステップに分けて、失敗しにくい結婚式二次会の会費設定の手順をご紹介していきます。
今回ご紹介する手順を実施すると、結婚式二次会会場もスムーズに選びやすくなるため、おすすめの手法です^^
幹事代行「2次会エンタ」で結婚式二次会のプランナーをしています。
今までの経験を元に、結婚式二次会のテーマに合った適正会費設定の方法をご紹介します。是非ご参考にして頂けると嬉しいです!
- 結婚式二次会の会費平均を知りたい
- 結婚式二次会の会費金額の決め方がわからない
- 会費金額でゲストにあまり負担をかけたくない
結婚式二次会の平均会費
結婚式二次会の会費を決める前に、まずは平均的な金額(相場)を把握しましょう!
全国平均は男性8~9千円、女性5~6千円
全国の平均会費をみると、男性は8000~9000円、女性は5000~6000円が最も多いという結果でした。
ただ、全国平均の結果になりますので、地域によってはもっと平均相場が下がるところもあるでしょう。
首都圏の平均は男性8~9千円、女性7~8千円
首都圏だけの平均会費ですと、男性は全国平均と変わらず8000~9000円、女性は全国平均と比べて高めの7000~8000円が一番多いという結果となっています。
首都圏は地方と比べ、飲食プラン相場が高い会場が多いことが原因かと思います。
実際に関東で幹事代行をご依頼頂く新郎新婦さんも、男性8,000円、女性7,000円会費に設定される方がダントツに多いです!
結婚式二次会の会費の決め方手順!
結婚式二次会の平均会費を把握して頂いたところで、設定手順を5STEPに分けてご紹介していきます!
ゲストが納得できる会費金額にするために、ご紹介する手順を参考にして是非会費金額をご検討下さい^^
1.結婚式二次会のテーマを決める
会費金額を大きく左右するポイントとしては、結婚式二次会会場です。
なぜなら、会費の中で多くを占める金額は飲食代だからです。
そこで、結婚式二次会会場を選ぶためには、まずはどんな内容を重視したパーティーにしたいか『テーマ』を決める必要がございます!
テーマを決めることによって、内容に合った結婚式二次会の会場選びをすることができます。
結婚式二次会のテーマ例
- 結婚式二次会からのゲストも多く、食事内容にこだわる
- コロナ対策として、完全着席ができる会場で開催
- 披露宴ゲストが多く、結婚式二次会会場への移動負担を減らす
- 景品を豪華な内容にして、余興ゲームを盛り上げる
- ゲストの金額負担をなるべく抑えたいため、会費を安く抑える
結婚式では新郎新婦さんのやりたい!がメインですが、結婚式二次会では、ゲストの満足度を考えてテーマを決める方が多いです^^
まずは、どんな内容を重視した結婚式二次会にしたいか、新郎新婦さんで相談して決めてみて下さい♪
2.仮の会費金額と新郎新婦の自己負担額を設定
結婚式二次会のテーマを決めた後は、仮の会費金額設定と新郎新婦さんの自己負担金額を決めましょう。
仮の会費設定で、一度ゲストへ出席確認をおすすめします。
ここである程度人数を把握することによって、より結婚式二次会の会場選びがスムーズに行えます♪
結婚式二次会のテーマによっては、会費で賄えない部分もでてきますので、その際は新郎新婦さんがどこまで自己負担が出せるかも予め決めておきましょう。
ここでゲストに会費が高い!と思われてしまうと、出席率も低くなってしまうため、地域ごとの平均会費を参考に仮の会費を設定してみて下さい。
結婚式二次会の会場選び前に人数を把握することによって、想定人数と当日参加ゲスト人数の相違の差をなくすことができます。
想定人数を見誤ると、会場の最低保証に届かず、新郎新婦さんの自己負担金額へと繋がります。(当日のドタキャンも考慮しましょう)
3.テーマに合わせて会場を決める
1、2の手順をしっかり行えば、結婚式二次会の会場選びはまったく苦戦しません!
結婚式二次会のテーマ、仮の会費金額、新郎新婦さんの自己負担金額を総合して考えて、会場探しを始めましょう。
4.全体の費用を決める
結婚式二次会全体の費用を把握し、必要な経費を決めていきましょう!
詳しい費用説明については、『結婚式二次会の費用内訳を現役プランナーが解説!』でご紹介していますので、合わせてお読みください^^
5.金額の微調整をする
全体の結婚式二次会の費用を把握できたら、会費の最終決定をします!
事前に、仮の会費金額でゲストへアナウンスしている場合は、仮会費よりあまりにも高い設定にしてしまうと、キャンセルが出る可能性があります。
思わぬ出費で予算オーバーになる場合は、新郎新婦さんの自己負担を考える、又は他費用で節約できるところがあるか考えましょう!
設定金額に差をつけて調整
会費はゲストのパターンによって、金額に差をつけて案内する新郎新婦さんもいますので、3パターンに分けてご紹介していきます。
ただ、細かく会費金額に差をつけると(500円単位など)、受付の際にお釣りの受け渡しなどに時間がかかる可能性がござます。金額に差をつける場合は、受付がスムーズにいくように、1,000円単位がおすすめです!
1.男女で金額の差をつける
よく多い会費設定としては、男女で金額に差をつけるパターンです。
男性の方の会費が高い理由としては、「女性より男性の方が食べるし、飲む量も多いから」、「女性はヘアメイクや衣装代でお金をかけているから」などといった意見があります。
一方で、新郎様からよくいただく意見としては、「意外に女性も食べる量が多いし、男女で差をつける意味がわからない」です。(結婚式二次会からの参加の場合、確かに私もいっぱい食べます・・・笑)
男女で差をつけるかは、価値観も入ってくる問題のため、新郎新婦さんで話し合って決めてみて下さい。
2.披露宴出席者と二次会出席者で金額の差をつける
たまにある会費金額の差としては、披露宴ゲストと結婚式二次会からの参加ゲストで差をつけるパターンです。
披露宴からの参加の場合、ご祝儀ももらっている+お腹がいっぱいで結婚式二次会であまり食べれない/飲めないため、二次会ゲストより安くする新郎新婦さんがいます。
特に、披露宴のお開き後、すぐに結婚式二次会を開催する場合は、安くしてもいいかもしれません。
3.幹事の会費は無料にしよう!
結婚式二次会のプランナーを経験しているからこそ、声を大にして言いたいことは、幹事の方の会費を無料にしましょう!!
その理由については、『結婚式二次会幹事の会費は無料にしよう!その理由を解説!!』でご紹介していますので、是非お読み下さい。
結婚式二次会のテーマに合った適正金額を会費設定にしよう!
結婚式二次会の会費は、内容に見合った金額を設定することが大事です。
会費金額が高くても、結婚式二次会の内容に見合っていれば、ゲストの満足度は下がらないでしょう。
まずは、結婚式二次会のテーマを決めて、平均金額とのバランスを考えて、適正な会費設定にして下さい。
会費金額以外でも、友人に幹事を頼むと大きな負担となります・・・。
幹事を友人に頼む前に、どんな仕事内容か『結婚式二次会の幹事がやることマニュアル徹底解説』でチェックしてみて下さい^^